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革新的構造!KUBERシリーズ小型化の秘密

革新的構造!KUBERシリーズ小型化の秘密

2019年11月27日

 こんにちは。事業開発部の立原です。
今回は、手のひらサイズの超小型ファンレスPC「KUBERシリーズ」のサイズの秘密、内部構造に迫ります。



– 目次 –

 1. KUBERシリーズとは
 2. 驚きの超小型サイズ
 3. KUBERシリーズの内部構造

1. KUBERシリーズとは

 KUBERシリーズは、ポートウェルジャパンが新たに送り出した超小型産業用ファンレスPCです。
最小構成のKUBER-2110をベースに、インターフェイス部分で複数バリエーションを持たせています。それぞれに特徴的なインターフェイスを揃え、様々な用途に適合するようデザインしています。


– 主な特長 –

 ・超小型サイズ
 ・ファンレス構造
 ・頑丈な金属製筐体
 ・最新のApollo Lake世代のプロセッサ搭載
 ・長期供給
 ・豊富なラインナップ
 ・低価格



2. 驚きの超小型サイズ


 本ブログのトップ画像でもお見せしている通り、KUBERシリーズは「手のひらサイズ」です。

 実際にiPhone7とサイズを比較した写真をご覧ください。
(※記載のiPhone7の寸法は本体サイズです。写真に写っているケースは含まれておりません。)



左:iPhone7 (138.3mm x 67.1mm) 右:KUBER-2110 (92mm x 99mm)



左:iPhone7 (138.3mm x 67.1mm) 右:KUBER-2110 (46mm x 99mm)


 コンパクトなサイズ感を感じていただけましたでしょうか?
インターフェイスを拡張したモデルについては、高さのみ変わります(46mm→63mm)。


参考までに、KUBER-2110とKUBER-212Eを並べた画像が下記になります。



では、どのような構造でKUBERシリーズはここまで小型化することが出来たのでしょうか。

3. KUBERシリーズの内部構造


気になるKUBERシリーズの内部構造がこちらです!




 ベースとなるCPUモジュールに、インターフェイス部分を拡張するキャリアボードを組み合わせた構造です。KUBER-2110はキャリアボードが無くCPUモジュールのみで構成されているため、より厚みを抑えられています。
 CPUモジュールには、CPU、メモリ、ストレージ等PCの動作に必要なものが全て搭載されており、それぞれオンボード搭載のため、振動にも強い構造となっております。


 IoTゲートウェイやエッジコンピューティングはもちろん、PLCの置き換えや装置の制御などにも適した多用途な製品、それが「KUBERシリーズ」です。




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