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産業用PCと民生用PCの違いって?

産業用PCと民生用PCの違いって?

こんにちは。ウェブ担当の立原です。

 ポートウェルジャパンは産業用PC・産業用マザーボードの専業メーカーとして、いわゆる一般コンシューマー向けには販売をせず、産業用一本で法人顧客様のみに製品展開しています。

 さて、一言に「産業用PC」と書きましたが、「インテル/AMD社製CPUを搭載」「Windows/Linuxなどの汎用OSが搭載されている」という枠組みでは家電量販店等で販売されているPCと何ら違いがありません。
 それでは、一体どこに違いがあるのでしょうか・・・?


<目次>
1. 産業用PCって?メリットは?
2. 産業用PCのデメリットは?
3. まとめ

1. 産業用PCって?メリットは?

 我々が販売している産業用PCは、FAPC(Factory Automation PC)やIPC(Industrial PC)、組み込みコンピュータやエンベデッドPCなど様々な呼ばれ方をしますが、民生用PCと比較し下記の特長を持っております。
 ①長期安定供給
 ②高信頼性
 ③耐環境性
 ④解析対応

①長期安定供給

 基板上のパーツ一つ一つに長期供給品を採用。最低5年供給、製品によっては15年供給が可能です。産業用途向け製品は「同じものを、長く」供給することが必須のためです。


②高信頼性

 ポートウェル製のマザーボードについては、コンデンサ一つからポートウェルが認定したベンダーからのみ購入をし、さらに部材の入荷試験も実施しております。部品レベルでの信頼性を高めることで、ボード全体の信頼性を高めております。
 製造工程内での試験にも力を入れており、ボード製品は基本的に全数動作試験を実施しております。台湾ポートウェル本社出荷前には更に抜き取り試験を実施し、ポートウェルジャパンに入荷した際に全数入荷試験を実施。ポートウェルジャパンにてPCの組み込み・OSのインストール作業後、再度動作確認やエージング試験を実施してから出荷することで、お客様着荷不良ゼロを目指しております。


③耐環境性

 粉塵の多い環境や振動の多い装置内や車載、屋外のデジタルサイネージなど、あらゆる環境でご活用頂いている弊社の産業用PCは、耐環境性の高さも特長の一つです。ゼロスピンドル構造の完全ファンレスPCやIP65準拠のパネルPC、-40℃~85℃の動作温度をサポートする製品など、様々な製品をご用意しております。
また、台湾ポートウェル本社建屋内に試験ラボを所有しており、防水試験、防塵試験、振動試験、落下試験などの環境試験、EMIやESDの電磁波関連の試験を社内で実施可能です。(要相談)


<製品例>
ゼロスピンドル構造のファンレスPC【WEBS-35C3】

IP65準拠のパネルPC【FUDA2シリーズ】

-40℃~85℃の動作温度を保証するボード【NANO-6062】

④解析対応

 コンシューマー向けPCメーカーは、基本的には不具合の解析は行わず、交換か修理のみで原因追求やレポート等は無く対応を終了することがほとんどです。一般家庭で使用する分には問題なく動作するものが戻ってくれば問題ないですが、産業用ではそうはいきません。どこが壊れたのか、なぜ壊れたのか、他の製品にも波及するのかなど、今後も安定稼働を続けるために追求が必要です。
 ポートウェルジャパンでは、社内技術部にて一次解析を実施しています。日本国内で解決出来る問題は日本国内で完結させ、スピーディにお客様のもとへ良品をお戻しいたします。台湾本社ラボを使用した解析や修理が必要な場合は台湾へ返却、しっかりと検証を実施致します。
どちらの場合も原因もしくは推測される要因と修理内容を記載したレポートを添付してお戻し致します。

2. 産業用PCのデメリットは?

 このように、多くの利点がある産業用PCですが、デメリットとなりうる部分もございます。
 ①価格が高い
 ②納期がかかる

①価格が高い

 店頭やインターネットで購入出来るコンシューマー向けPCと比較すると、同じ仕様でも価格は高くなります。
 民生品より高い価格には、理由があります。
 一つ目は、民生用製品よりも高品質な部品を採用しているためです。24時間365日動作前提での設計をしているため、それに耐えうる部品を搭載する必要があります。
 二つ目は、少量多品種生産を行っているためです。一般的な民生用マザーボードは一度に数万枚のボードを一気に生産し、各店頭で在庫をし販売をしています。それに対し弊社では、不具合の原因要素となりうる長期滞留在庫をさせないため、小ロットでの生産を行っております。


②納期がかかる

 コンシューマー向けPCは、基本的には各量販店にて在庫を持ち、その場で購入し持ち帰ることが出来ます。
 弊社のような産業用PC製品は、基本的にはご発注頂いた後、ある程度の納期を頂戴しております。一つの理由として上記同様、小ロット生産を行っていることが挙げられますが、他にも理由があります。
 もう一つは、お客様から仕様をお伺いしてその通りの製品をご提案し、お納めしていることです。決まった構成で大量生産される民生品とは異なり、一台一台お客様のご要望通りに部材を用意し、PCを組み上げております。そのため部材調達から製造まで、ある程度のお時間を頂いております。


ポートウェルジャパンでは、産業用PCの高品質と高信頼性はほしいが、短納期が必須というお客様のために、即納製品「RS4Uシリーズ」を展開しております。
こちらは固定構成にてPCを在庫し、即納対応を可能にしました。仕様が合致すれば最適なソリューションになるでしょう。


RS4Uシリーズの紹介記事はこちら

3. まとめ

 ここまでで紹介した産業用PCの特徴を整理すると下記4点になります。

 ①同一製品の長期供給が可能
 ②価格が高い分、信頼性が高い部品を採用しており故障が少ない
 ③産業用途向けのため、耐環境性に優れる
 ④納期がかかるが、希望通りの仕様の製品が手に入る

数多くのメリットがある産業用PC、是非ご検討ください。


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